学校教員インタビュー-1年生担任-
はじめに
みなさんこんにちは!海士小学校公式noteです。
海士小学校教員インタビューは今回から、各学級の先生の紹介になります!
各学級の先生方のお話から、海士小学校の魅力や各学級の雰囲気をお届けできたらと思っています🌈
今回は1年生担任のインタビューです。
1年生の学級紹介は過去にも掲載していますので、併せてごらんください↓↓
それではSTART!!
1年生担任紹介
まずは、担任の先生を簡単にご紹介します!
海士町に移住して6年目の氣賀澤先生。
日本だけでなく世界各地でも先生として活躍されていた、氣賀澤先生のインタビューをお届けしたいと思います😊
氣賀澤先生インタビュー
海士小学校の1年生はどんな学年ですか?
「一言でいうと個性豊かな学年」
1年生は8人と少ない人数ですが、一人ひとりの個性が本当に豊かな学年です。
国語の授業でびっくりしたことは、「電車」や「駅」という言葉をほとんど知らなかったこと。
逆に「船」や「港」などの海にまつわる言葉はみんな知っていました。
育った環境で知っている言葉が変化することに驚きました。
氣賀澤先生は、1年生をどんなクラスにしたいと考えて
いますか?
「みんなで楽しく過ごせるクラスにしたい」
まずはみんなが「楽しい」ということを大切にしていきたいです。
また、海士小学校には良い上級生がいるので、先輩の様子を見ながら「自分もあんな上級生になりたいな!」と見通しを持ってもらえたらと思っています。
「楽しい!」を大切にしているということですが、
1年生と関わる上で大切にしていることはありますか?
「勉強や生活の中で”できた!”と思ってもらえるように」
1年生はやはり、勉強や生活の中での新しい経験の中で、「自分はできるんだ」と感じる気持ちが大切だと思っています。
これを少しでも感じてもらえるように、日々学習や生活へのサポートを気をつけて行っています。
次に質問は少し変わりますが…
氣賀澤先生はなぜ教員になろうと思ったのですか?
「子どもの成長をサポートできることが嬉しさにつながるから」
中学校の教員免許も持っているのですが、中学校を理解するためにまずは小学校の教員を始めました。
小学生は多くの成長の場があります。そこに立ち会えること、自分が関わったことで得られることなどたくさん良いことがあるなと感じています。
先生は様々な国・地域で先生をされていたと思いますが、
氣賀澤先生が感じる海士小学校の魅力とはなんですか?
「規模が小さいからこそ”みんなで”助け合う姿」
海士小学校は規模が小さいからこそ、特に6年生が1年生に色々教えてあげるなど「全校で気にかける」という点が強みだなと思います。
海士小学校は伝統的に「上の学年を見て育つ」という学校なのですが、それがきちんと受け継がれているなと感じます。
また、教員もみんなでいろんな学年を見ていこうという意識がとてもあるなと思っています。
最後に、”離島の学校”の魅力とはなんだと思いますか?
「地域のサイズ感がちょうどいい」
自分自身が感じている海士町の魅力と同じにはなりますが、学校の中での距離感や、地域との距離感がとてもちょうどいいなと感じています。
特に地域との関わりでは、地域に出向き「関わる」こともあれば「助けてくれる」「応援してくれる」ということが多くあります。
また海士町の学校は、「海士町教育コーディネーター(※)」によるサポートが充実しているため授業の中で地域との関わりを持ちやすいなと感じています。
おわりに
1年生担任・氣賀澤先生のインタビューはいかがだったでしょうか。
地域との距離や学校の中での関係性の距離など「ちょうどいい」という言葉が印象的でした。
また、小さい学校だからこそ「みんなで教え合う・助け合う」姿をたくさん見ることができる学校が海士小学校なのだなと感じることができたインタビューでした。
学校や島の暮らしに魅了されて6年目の氣賀澤先生のインタビューでした。
次回は2年生の担任の先生へのインタビューです!
それでは、次の記事をお楽しみに!!!