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学芸会

はじめに

こんにちは。海士小学校公式noteです✏︎

今回は、11月26日(土)に行われた学芸会についてご紹介します。

学芸会とは、各学年が練習してきた劇を保護者のみなさん、地域の皆さんに披露する機会!
例年、海士小学校で行っていますが、今年度は体育館が改修工事の為、海士中学校の体育館をお借りして実施しました。

今年度の学芸会のスローガンは、
「どこだって こころをひとつに 楽しくしゃばる 学芸会」
です。
ちなみに、「しゃばる」とは、隠岐弁で「引っ張る」を意味します。

どの学年もこの日のために、たくさんの練習を積み重ねてきました。
今回はその学芸会の様子をお伝えしていきます!

それではstart!!


神楽・民謡

各学年の演目披露の前に、3~6年生の神楽クラブと民謡クラブの子どもたちが、
神楽「道中神楽」
民謡「しげさ節、北分しげさ節、新海士町音頭」
を披露してくれました。

本来神楽は、神主以外演じることはできませんでしたが、
今では誰でも演じることができるようになり、小学生も例外ではありません。
地域の方に教えていただきながら、太鼓や舞を練習し、披露しました。

太鼓や獅子役など、それぞれの役を全うしました!

民謡「しげさ節」は、隠岐諸島を代表する民謡の一つです。「北分しげさ節」は、海士町の北分地域が発祥です。
しげさ節」は、女踊りであるのに対し、「北分しげさ節」は男踊りと呼ばれ、豪快に踊るのが特徴です。
「新海士町音頭」は、海士町の町制施行40周年の式典の際に発表された曲です。

新海士町音頭の最後、決めポーズ✨

児童達は、1学期から練習を重ねてきて、学芸会が神楽・民謡の集大成となる今年度最後の披露の機会でした。
小さな子ども達が伝統を引き継いでいく姿は、とてもたくましく映りました。

ここからは、各学年の劇の紹介をしていきます!
お話のあらすじと、担任の先生からのコメントをお楽しみください

ちなみに…
学芸会のオープニングを飾ったのは1年生!!

1年生 「いちねんせいとかみなりさま2022」

雨を嫌う人間たちのせいで、雨を降らせることをやめてしまった「かみなりさま」と「海士小学校の子どもたち」のお話。
国語で習った、「くじらぐも」のリメイク劇です。
雨は降らないまま終わってしまうのでしょうか…?
劇の途中では素敵な歌とよさこいソーラン節が披露されました!

サツマイモの力を使って「天までとどけ、1.2.3!!」
みんなで声を合わせて「ソーラン、ソーラン!」
全力で踊り切りました!
最後はみんなで「にじ」を歌いました♪

<担任からのコメント>
1年生にとっては、初めての学芸会。初めての劇練習、初めての小道具作り、初めての衣装づくり…。初めてのことばかりでも、1年生のチーム力で乗り越えました。
そして掴んだ、初めての学芸会大成功!!すごいぞ1年生。


2年生 「かえるくんとがまくん〜ふたりはともだち〜」

2年生が国語で学習した「がまくんとかえるくん」をモチーフに、愉快なかえるたちと動物たちが過ごす春夏秋冬を見ていきます🐸
劇の最後ではかわいらしいツバメたちがダンスと歌を披露しました👀

「僕たち5人はともだち!」
かわいいツバメキャップを身に着けて、元気よくダンスを披露していました💃

<担任からのコメント>
クラス全員が協力してできたと思います。動きもみんなで考えたり、道具も工夫して作ることができました。練習の時から声も大きくて良かったです。本番終わったらみんな上手にできたと言っていました。みんなががんばる姿が見られてよかったです。


3.4年生 「海士忍者学校」

ここは海士忍者学校。ある日開かれた忍術競技会のようすを見ていきます。
海士小学校の校区である、「宇受賀・東・豊田・北分」の4組に分かれ忍術披露!校長と師範を納得させられる忍術を披露できるのでしょうか?
劇の最初には海士忍者体操、途中ではみんなでヘビになりきる様子もあり、3,4年生の団結力も感じられる劇となっています🥷

「おいっちに、おいっちに、おいっちに、さん!」
元気な海士忍者体操を披露中🕺

<担任からのコメント>
3・4年生は「海士忍者学校」という劇をしました。
海士中学校での開催は、わからないことも多く心配でしたが、子どもたちは練習から張り切って取り組んでいました。大きな声ではっきりと、見てる人たちに楽しんでもらえるようにと頑張りました。
終わった後は全員がやりきったいい顔をしていました。
たくさんの方々のご協力があったからこその成功だったと思います。ありがとうございました。


5年生 「不思議の国のアリス達」

不思議の国のアリスの世界に迷い込んだこどもたち。「女王様のパイを盗んだ人はだれか」の裁判に巻き込まれてしまいます。
子どもたち、アリスなどの登場人物たちの運命やいかに。
5年生が自分たちで台本を決め、どんな劇にしたいか試行錯誤して完成した努力作です✨


5年生は、ステージ前も使って劇を披露しました!
小道具にもかなり凝っていたんですよ👀

<担任からのコメント>
5年生は劇の内容を決める段階から役を決める段階まで彼ら同士で話し合い、決めてきました。
台本を覚え、通しで読んでみたり、舞台上で動きの確認をしたりしたときでも「こっちの方がいい」「これはこうした方がいい」など自ら進んでより良いものにしていこうという意気込みを感じました。
何回も何回も練習して、緊張感を持って臨んだ本番では、ちょっとミスするところもあったけれど、自らの役割を全うして一丸となることができたと思います。彼らからエネルギーをもらって、笑顔になる人がたくさんいたので嬉しいです。
来年は最上級生になり、さらなる活躍を期待しています。


6年生 「雲の上の三武将」

皆さんご存じ、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三武将が雲の上から現代にやってきた!?
三武将は、お忍びで現代にやってきて様々なものや人に出会います。
そこで、3人はいったい何を思うのか…
6年生6人で踊る戦国時代にまつわるダンスや、劇中に散りばめられているオモシロポイントも見どころの劇となっています♪

「これはタブレットという道具らしい…」
武将たちも興味津々。
こちらは関ヶ原の戦いダンス!
6人の息ピッタリのダンスでした♪

<担任からのコメント>
「自分たちも、観ている人も、みんなが楽しい学芸会にしよう。」という学級の目標を掲げ、練習や準備に取り組みました。
演目を決めるところから本番当日まで、6年生はとにかく楽しそうでした。担任も楽しみました。最後の学芸会、6人にとって、最高の思い出になっていたらいいなと思います。


全校発表「チャレンジ」

最後に、全校で「チャレンジ」という歌も披露しました!
途中で音楽が途切れてしまう、というハプニングもありましたが、みんなで声を合わせて歌い、素敵な歌が体育館中に響き渡りました。


終わりに

学芸会の様子、いかがだったでしょうか?
子どもたちが本番に向けて毎日練習したり、小道具を用意したりと努力して作り上げた劇。
劇を作り上げる中でもたくさん成長があり、子どもたちの素敵な思い出になったのではないでしょうか。

次回の海士小学校公式noteもお楽しみに!