心を一つに! 島前音楽会
はじめに
こんにちは!海士小学校noteです♪
今回は、10月17日に行われた島前音楽会までの様子をお届けします。
島前音楽会は、島前地域の小中学校が集まり練習を重ねてきた合唱や合奏を披露する会となっています。
海士小学校からは3~6年生の児童が参加しました。
合唱曲の発表
子どもたちが島前音楽会に向けて準備を始めたのは、なんと7月中旬から!
音楽担当の先生から、今年の合唱曲が発表されました。
今年の海士小学校の合唱曲は「春に(三部合唱)」。
子どもたちにとっては初めての三部(ソプラノ・メゾソプラノ・アルト)の合唱に挑戦です!
どんな曲だろう、楽譜の中のどのパートを歌うのかな…子どもたちもイメージを膨らませるように曲を聴いていました。
合唱練習スタート!
夏休みが明けた9月から、音楽会に向けた練習が始まりました。
まずはソプラノ・メゾソプラノ・アルトのそれぞれのパートごとに音とりをします。
メロディーを歌ったり、メロディーを支えるハミングを歌ったり、ほかのパートを追いかけたり…
難しい部分もありましたが、子どもたちはどんどん音とりを進めていきました。(どのパートも予定より早く、音とりが終わるほど集中力高く取り組んでいました!)
陸上練習が終わった9月末からは、放課後練習も使って本格的に音楽会練習が始まりました。
全部のパートを合わせて、歌詞の意味を考えながら歌えるようにみんなで考えながら歌い進めていきます。
練習には海士中学校の大石先生に来ていただき、指導を受けました。
「”この気持ちはなんだろう”の”この気持ち”ってどんな気持ち?」「盛り上がる場所ではどんなことを想像して歌おうか?」と、具体的なイメージを子どもたちが持てるような指導をしてくださいました。
10月に入ってからは、歌い方、強弱のつけ方、歌う時の姿勢・態度など細かな練習を行いました。
日に日に上手になっていく子どもたちに、関わる大人も驚きをたくさんもらっていました👏
16日には、リハーサルを行いました。参観日という事もあり、多くの地域の方や保護者の方が子どもたちの合唱を聞きに来てくださいました。
本番と同じ緊張感を子どもたちも味わうことができ、素敵な演奏を来ていただいたみなさんに届けることができました。
いよいよ本番!
当日は、午後から西ノ島へ出発!
西ノ島小中学校の体育館は海士小学校より大きく、「ひろ~い!」「人もたくさんいるね」とドキドキ、ワクワクしている子どもたちの様子が伝わってきました。
一発勝負の本番。子どもたちはとても素敵な歌声を会場に響かせ、これまでの練習の成果を十分に発揮できた音楽会となりました。
島前音楽会では、合唱をするだけでなくほかの学校の演奏を聴ける機会になっていることも良いところの一つです。合唱や合奏など、それぞれの学校の工夫を凝らした演奏を楽しく聴くことができました。
また、海士ブラスバンドの皆さんの演奏は「聞いたことある!」と子どもたちもノリノリでした♪
おわりに
約2ヶ月間、「春に」という歌をどんな気持ちで歌おうか、どうしたら聴いている人を感動させられる歌になるのかたくさん考え、歌い続けてきました。
練習の中で、みんなで「心を一つに」「感動させる」歌を作り上げる楽しさを知ることができたのではないかと思います。
子どもたちの感想を紹介します。
・最初に歌ったときは、大丈夫かなと心配したけど本番ではみんなが心を一つにしてきれいな声で歌っていていいなと思いました。難しい曲だったのにみんながあきらめないで練習をしていていいと思いました。
・最初はみんなつられてしまったり、音がちがったりしていたけど、どんどんパート練習などをやっていくうちに、上手になりました。本番はみんなで良い合唱にできたんじゃないかとおもいました。
・音楽会本番では、笑顔で歌うことと、たくさんの人にあいさつすることを頑張りました。たくさん練習して、「心を一つにして聴いている人を感動させよう」という目標が達成できたと思うのでうれしかったです。
島前陸上・音楽会と続いてきた放課後を中心とした課外活動も終わり、次は学芸会に向けて準備を始めます。
体調に気を付けながら日々の学校生活も頑張っていけるよう、教職員もサポートしていきたいと思います♪
次回の記事もお楽しみに!