学校教員インタビュー-校長先生-
はじめに
みなさんこんにちは☀️
海士小学校公式noteです!
今回の記事からは、先生方にインタビューを行います!
先生方へのインタビューを通じて、海士小学校の魅力や目指している海士小学校の姿などをお伝え出来たら嬉しいです。
先生方から見た海士小学校・海士町の魅力を皆さんにたくさんお伝えしていきたいと思います✨
それでは、start!!💨💨
濱板校長先生 インタビュー
先生インタビューの記念すべき1人目は校長の濱板先生です💁♀️
まずは、校長先生の簡単なプロフィールからご紹介します!
趣味が素潜りとはさすが島の先生!!
それでは本題に入っていきたいと思います↓↓
海士小学校はどんな学校だと思いますか?
「生活環境が安定している学校」
親子三世代で海士小学校に通ってきている子どもが多いため、生活環境が安定しているなと感じます。
また、近所の方がよく子どもたちに声をかけてくれるなど”地域の目”が多くある学校でもあると感じています。
海士小学校をこれからどんな学校にしていきたいですか?
「子どもたちが楽しい学校・楽しいと思える日を増やしたい」
学校がまずは「楽しかった」と子どもたちが思い、帰っていく日を増やせたらと考えています。
そのために、子どもが心を開放する時間である「遊び」の時間を増やすように、海士小学校に赴任してから工夫をしています。
海士小学校にはスマイルデー(※)という取り組みがあるのですが、その時間を今年度から徐々に増やしているところです。
遊びには様々な側面があり、遊びで見える人間関係は教室とは様子がまったく違うことがあります。遊びを多くすることで問題行動の未然防止などのねらいがあります。
また、自分自身から子どもへの関わりを増やすことで学級の先生とは違う「校長先生」という立場から子どもたちが素を見せてくれる瞬間を大切にしています。
次は質問が少し変わるのですが…
なぜ濱板先生は"先生"になろうと思ったのですか?
「なんとなく決めた職業でしたが、どんどん魅力を感じるように」
高校の先生に勧められたのをきっかけに流されるまま教員の道を選びました。幼少期、年の離れた弟に勉強を教えていたため、自分の中で教える事に元々楽しさを感じていたのかもしれません。
なんとなく教員になりましたが、日々の子どもたちの変化や成長、楽しみの共有などの中で、日々に変容がある教員に魅力を感じるようになりました。
最初は自分自身に、子どもたちの苦しさや悔しさを「なんとかする」力はありませんでしたが、自分に力をつけてこの状況を「なんとかしたい」と思うようになり、教員の道に目覚めていきました。
校長先生のお仕事はどのようなものがありますか?
「やりがいを持って過ごせる環境づくり」
校長の仕事は簡単に言うと、全体の管理・監督です。
子どもたちや教員みんながやりがいをもって過ごせるような環境整備や、何かあったらどうにかするといった「盾になる」といった意識を持ちながら仕事をしています。
ただ、田舎の学校だとまずは「楽しい」と感じてもらえる学校づくりが基本になるかなと思っています。
最後に校長先生が考える「島の学校」の魅力とはなんでしょうか?
「自然環境の豊かさ。最先端を島で。大人の背中を見て学べる。」
まずは、自然環境がとても豊かで、その中で原体験が手ごろに、そして手短にできることがあります。
また、離島でありながらも最先端の教育を取り入れようとしている島の体制を見ることができると思います。
加えて、島の学校は地域住民のバックアップ体制が非常に厚いです。子どもたちのことを地域住民が知っていて見守って下さる、学習のサポートに訪れてくれる、出かけたら快く受け入れてくれるなどといったことが何十年も受け継がれ、根付いています。
関わって下さる方はそれぞれの専門の知識を子どもたちに分かりやすく教えて下さり、「地域の教育力」としてとても高いと感じています。
「地域の教育力」の高さの根底にあるのは、海士町が常に日本の最先端を目指して取り組んでおり、住民が自分たちのまちに誇りを持っているからかなと思っています。
このような「大人の背中を見て子どもが学べる」ことが島の学校の魅力ではないかと考えています。
終わりに
校長先生へのインタビューはいかがでしたか??
校長先生自らが、海士小学校の子どもたち・先生が「楽しく」過ごせるように日々工夫をされていることが印象的でした。
また、島の学校は「地域の教育力」が高く、大人の背中を見て学べる環境が整っているという点が、やはり海士町全体が魅力あるからこそ伝えられることなのだなと感じました。
次回も先生方へのインタビューを行っていきます!
それでは、また次回をお楽しみに👋🏻